
収入が途絶え、これからの生活に強い不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
「生活費をどう確保すればいいのか分からない」「失業保険はもらえるの?」「他にも貰えるお金ってあるの?」といった疑問や不安は、ごく自然なものです。
実際に、会社が倒産した場合には、失業保険を受け取れる可能性があります。
ただし、受給のためには年齢や雇用保険の加入期間などの条件があり、申請のタイミングや手続き方法を間違えると、本来もらえるはずの金額を逃してしまうこともあります。
この記事では、会社都合退職として受け取れる給付金の種類、申請に必要なもの、手続きの流れについて詳しく解説していきます。
また、「経済的な不安で一歩が踏み出せない…」という方には、無料で相談できる「退職コンシェルジュ」の活用もおすすめです。給付金の申請を含め、退職後の生活を見据えたサポートを受けられます。
失業保険&傷病手当金など最大400万円もらえる可能性があります。
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会社倒産時に失業保険を受給するまでの5つの手続き
会社が倒産した場合、失業保険を受け取るには以下の5つの手順を踏む必要があります。
スムーズに申請を進めるためにも、それぞれのステップで何をすべきかをあらかじめ理解しておきましょう。
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1必要書類の準備(6種類)
失業保険を申請するには、以下の書類や持ち物を準備しておく必要があります。
- 雇用保険被保険者離職票(会社から受け取る書類)
- マイナンバーカード、または個人番号が記載された書類(通知カード・住民票など)
- 顔写真付きの身分証明書(運転免許証など)
- 印鑑(認印でOK、シャチハタは不可)
- 証明写真(縦3.0cm × 横2.4cm)を2枚
- 預貯金通帳かキャッシュカード(振込先口座を確認できるもの)
これらを事前に用意しておけば、ハローワークでの手続きもスムーズに進みます。
なお、離職票は会社が作成・交付する書類なので、退職後に忘れずに受け取るようにしましょう。
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2ハローワークでの求職申込み
準備した書類を持って、最寄りのハローワークに出向き、「求職の申し込み」を行います。
この申し込みが、失業保険を受け取るための最初のステップになります。
なお、ハローワークは居住地によって管轄が異なるため、事前に自分の住所に対応したハローワークを調べておくと安心です。
申し込み時には、離職理由や雇用保険の加入状況などの確認が行われ、受給資格を満たしていれば、後日行われる「雇用保険説明会」の日時が案内されます。
また、ハローワークでは失業保険の手続きだけでなく、履歴書の添削や求人紹介など、再就職に向けた支援も受けられます。わからないことがあれば、遠慮なく相談してみましょう。
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3雇用保険説明会への参加
失業保険を受け取るには、ハローワークが実施する「雇用保険受給者初回説明会」への参加が必須となります。
この説明会では、以下のような内容が案内されます。
- 受給資格者証の交付
- 失業認定申告書の配布
- 手続きの流れや今後の認定日の説明
制度について不明な点があれば、その場で質問することも可能です。
失業保険を正しく受給するには、制度の内容やルールをしっかりと理解しておくことが大切です。説明会では重要な情報が伝えられるため、集中して聞くようにしましょう。
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4待機期間の経過と失業認定
失業保険の申請後、まず「待機期間」として7日間が設けられます。この期間中は、どのような理由であっても失業保険は支給されません。
また、受給資格が決定した後は、4週間に1度、ハローワークで失業認定の手続きを行う必要があります。この手続きの際には、認定期間中に2回以上の求職活動実績が求められます。
認定日や活動の記録は、必ずメモしておきましょう。
ハローワークでの手続きや求職活動を忘れてしまうと、失業保険の支給が停止されたり、受給資格を失う可能性があるため、注意が必要です。
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5失業手当の受給開始
失業認定を受けた後、通常は5営業日以内に、あらかじめハローワークに登録した口座へ失業手当が振り込まれます。
支給される金額は、基本手当日額 × 認定された失業日数で計算されます。
ただし、就職活動の実績が認められなかった場合は、その分の認定が取り消され、支給額が減額されたり、支給されない可能性もあります。
確実に受給するためには、失業手当を受け取りながらも、計画的かつ積極的に求職活動を続けることが大切です。
「会社都合退職」は最短7日後から給付される
会社都合退職では、ハローワークで求職申込みを行った後、7日間の「待期期間」を経てすぐに失業保険の受給が始まります。
倒産による退職は「会社都合退職」として扱われ、失業保険の受給において有利な条件が適用されます。
具体的には、以下のような優遇があります。
- 給付制限がなく、ハローワークでの申請後、7日間の待機期間を経てすぐに受給が開始される
- 支給される期間は90日〜最大330日と、自己都合退職よりも長く設定されている
- 一定の条件を満たして早期に再就職した場合は、「再就職手当」などの追加給付も受けられる
- 失業保険の支給額は、退職前の賃金の50〜80%が目安

これだけ覚えておけばOK!
「会社都合退職」は失業保険が最大330日給付される
会社都合で退職した場合の、失業保険の給付金額、受給開始時期、受給期間について解説します。
これらの条件は年齢や勤続年数、退職時の状況によって異なるため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
失業保険の給付日数は、退職理由(会社都合・自己都合)や年齢、雇用保険の加入期間によって異なります。
「会社都合退職」の給付日数(90〜330日)
※スマホ・タブレットの場合は左右にスクロールできます。
年齢区分 | 1年未満 | 1年以上 5年未満 |
5年以上 10年未満 |
10年以上 20年未満 |
20年以上 |
---|---|---|---|---|---|
30歳未満 | - | 90日 | 120日 | 180日 | ― |
30歳以上~35歳未満 | - | 120日 | 180日 | 210日 | 240日 |
35歳以上~45歳未満 | 90日 | 150日 | 180日 | 240日 | 270日 |
45歳以上~60歳未満 | - | 180日 | 240日 | 270日 | 330日 |
60歳以上~65歳未満 | - | 150日 | 180日 | 210日 | 240日 |
会社都合退職は、自己都合退職に比べて給付日数が大きく優遇されています。特に年齢が高く、かつ勤務年数が長い人ほど、受給日数が長くなります。
たとえば、45歳以上60歳未満で20年以上勤めた場合、会社都合であれば最大330日間の給付が受けられます。一方、同じ条件でも自己都合退職だと150日までしかもらえません。

これだけ覚えておけばOK!
1日あたりの給付金額は「離職前6か月間の平均賃金の50〜80%」
失業保険やその他の公的給付は、「会社都合退職か」「自己都合退職か」で受給の開始時期や期間に違いはありますが、離職前6か月間の平均賃金の50〜80%が給付されます
退職後の生活が不安という方も、制度の内容を知ることで安心できるでしょう。
平均月収別の支給見込み金額
実際にどれくらいの金額がもらえるのかは、離職前6か月間の平均賃金に基づいて計算されます。以下の表は、おおよその目安です。
平均月収 | 毎月の支給見込み額 |
---|---|
20万円 | 10〜16万円 |
30万円 | 15〜24万円 |
40万円 | 20〜32万円 |
50万円 | 25〜40万円 |
100万円 | 50〜80万円 |

これらはすべて法律に基づいた正当な給付です。退職後に不安を感じている方は、まずは制度の仕組みを正しく理解し、自分が利用できるかどうかを確認してみるとよいでしょう。
「仕事を辞めたいけど、お金のことが心配…」という方は、無料相談などを活用しながら、事前に情報収集をしておくのがおすすめです。
これだけ覚えておけばOK!
会社倒産でもらえるお金の種類は主に3つ
突然の会社倒産は、精神的にも経済的にも大きな不安をもたらします。ですが、倒産時には労働者を守るための制度が用意されており、一定の金銭的支援を受け取ることが可能です。

1.失業保険(雇用保険)
倒産による退職は「会社都合退職」として扱われ、自己都合退職よりも手厚い条件で失業保険を受け取ることができます。
- 給付制限がなく、7日間の待期後すぐに受給可能
- 給付日数は90日〜最大330日まで拡大
- 給付額は賃金の50〜80%
- 再就職時には就職促進給付金を受け取れる場合も
自己都合退職よりも優遇されており、再就職に向けた支援も受けやすくなっています。
2.未払い分の給料
倒産直前まで働いたにも関わらず、給料が支払われていない場合も心配無用です。未払い分の給与も優先債権として扱われます。
- 破産手続き開始前3か月以内の給与が対象
- 優先順位の高い「財団債権」として支給対象に
- 会社の資産で不足する場合は「未払賃金立替払制度」が適用される可能性あり
- 労働の対価として法的に保護される性質の強い債権
ただし、こちらも会社の財産状況によっては全額支給されない可能性もあるため、早めの申請が重要です。
3.退職金
会社が倒産した場合でも、退職金が支払われる可能性はあります。
- 破産手続き中でも、退職金は財団債権として優先的に支給
- 会社の財産状況により、支給額が減額または未払いの可能性あり
- 「未払賃金立替払制度」により、一部が国から支給されるケースも
退職金が支払われるかどうかは、会社の財務状況と破産手続きの進行状況に左右されます。
これだけ覚えておけばOK!
よくわからない方は最大400万円受給できる
「退職コンシェルジュ」を活用するのもあり
退職コンシェルジュは、退職後の収入に不安を感じている方に向けて、社会保険給付金(失業保険や傷病手当金)の受給手続きをサポートしてくれるサービスです。
最大受給期間は28か月で400万円受け取れたケースもあります。
これまで支払ってきた社会保険料を有効に活かし、安心して次の生活に踏み出せるよう、専門チームが全面的に支援してくれます。

「公式LINE登録者2.4万人突破」や「4,000件を超える申請サポート」の実績があり、受給成功率は驚異の97%。経験豊富な専門家による確かな支援で、安心して利用できます。
運営元であるCREED BANK株式会社は、設立から数年の実績があり、退職支援だけでなく、通信・不動産・Web関連事業など幅広い分野を展開しています。
さらに、顧問には弁護士や社会保険労務士がついており、法的・制度的な観点からも信頼性の高い企業であると言えるでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
運営元 | CREED BANK株式会社 |
Google口コミ ※2025年7月15日時点 |
4.6(49件) |
設立 | 2016年9月2日 |
代表者名 | 磯田 幸四郎 |
社員数 | 25名(2025年4月現在) |
資本金 | 50,000,000円(資本準備金含む) |
所在地 | 〒171-0021 東京都豊島区西池袋5-14-8 東海池袋ビル8階 |
登録・許可・免許 | 《プライバシーマーク付与事業者登録番号》第10862685(02)号 《有料職業紹介事業者許可番号》13-ユ-318058 |
事業内容 | 人材事業(退職コンシェルジュ、退職NOTE) 採用コンサルティング事業(PR資料・動画・採用ページの提案・制作) |
顧問税理士 | 楢原公認会計士事務所 安藤智之税理士事務所 |
顧問弁護士 | スピネル法律事務所 |
顧問社会保険労務士 | TOP ONE社会保険労務士事務所 |
顧問医 | 医療法人社団 平成医会 |
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事へどうぞ
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まとめ|会社倒産に備えて、もらえるお金を事前に把握しておこう
突然の会社倒産は、誰にとっても大きなショックです。ですが、万が一の事態でも冷静に対処できるよう、「倒産時にもらえるお金」について事前に知っておくことが大切です。

会社が倒産した場合、受け取れる可能性がある主な給付金は以下の3つです。
- 失業保険(雇用保険による基本手当)
- 退職金(規定がある場合)
- 未払い賃金(給料・残業代など)
これらの制度は、それぞれ申請先や手続きが異なりますが、知っておくだけで精神的な安心感が大きく変わります。
また、困ったときには最寄りのハローワークに相談すれば、状況に応じた対応方法を丁寧に教えてくれます。
さらに、再就職に向けた準備も早めに動き出すことで、生活の不安を減らすことができます。状況によっては再就職手当などの支援も受けられるため、積極的に情報を集めましょう。
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